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佐藤一斎『言志四録』を読む/神渡良平

2008年2月3日

平成13年の5月、小泉純一郎元首相が衆議院の席で『言志四録』の一節『三学戒』「少くして学べば則ち壮にして為すこと有り。壮にして学べば則ち老いて衰えず。老にして学べば則ち死して朽ちず」と生涯学び続けることの大切さを説いた。
この『言志四録』の著書、佐藤一斎が、人間が生きていく上で志を高く抱くことの大切さを説いている。
佐藤一斎は江戸時代の幕末の末期に、昌平坂学問所を統括した儒者で、幕府・朝廷側を問わず、幕末の青年たちに大変な感化を与えている。当時、全国に二百三十余りの藩校があり、その藩校の選りすぐりの若者たちを指導したのが、佐藤一斎であった。門弟数千人といわれているが、佐久間象山・横井小楠・勝海舟・坂本龍馬・吉田松陰などがいた。
明治維新の立役者、西郷隆盛は、島津久光の怒りをかい、三度目の島流しになった沖永良島の牢獄の中で、『言志四録』を読み、その中から101項目を抜き書きして『手抄言志録』を編纂して、自分の資質向上の「バイブル」としたのである。
この『言志四録』は『言志録』『言志後録』『言志晩録』『言志耋録』と編纂された4書の総称である。この『言志四録』は「志」を持つことの大切さを説いている。志ある人は、自らの運命を自らの力で切り開いていく。人生の師や友に出会い、励まされて、自分で有意義な人生を創造していく。人生を生かすも殺すも「志」次第である。
この本の中で、私が特に素晴らしいと感じたことは、以下の通りである。
①天はなぜ自分を生み出したのかの自覚 
②一度だけの人生、いかに生きるか 
③人の短所を見れば傲りが出て、長所を見れば啓発発奮される 
④悔いは善と悪の境い目
⑤人をもてあそべば、徳を失う 
⑥寡黙が人間力を高める。 
⑦瞑想は宝の山 
⑧自分が受けた感動をすなおに表していく 
⑨読書と静座を一体とする 
⑩春風秋霜 
⑪自分が愛を育て、愛を行う 
⑫独立自尊の精神 
⑬人生に立ち向かう覚悟 
⑭読書は自己との対話 
⑮生活に即した教育は効率が高い 
⑯英雄や賢人と交際せよ 
⑰「温故的知新」と「知新的温故」とを結ぶ
以上のキーワードは、外からのエネルギーをいただくのではなくて、人間がもともと宇宙から与えられている力を自らの手で引き出すことによって人間力を高め、その力を社会の発展の為に使って、世の中の進化向上に役立てていくものである。

“佐藤一斎『言志四録』を読む/神渡良平” への1件のコメント

  1. コンソメパンチ推薦 こんな時代だから読んで頂きたい書籍

    言志四録
     人間の志を培う為の名著を、読みやすくした書籍です。
    極めたければ、座右版を勧めますが、私はちゃんと通読するのに1ヶ月掛かり…

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